借地・底地は「動かすことで価値が変わる」資産 ! 一般の底地権者・地上権者が売買を検討すべき理由

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不動産コラム

借地・底地は「動かすことで価値が変わる」資産 ! 一般の底地権者・地上権者が売買を検討すべき理由

 

私、湘南不動産コンサルティング協会で副理事長を務めます 田倉 健 と申します。

 

先日に実際にあったケースをもとに、借地権と底地の扱いについてお話しさせていただきます。

借地権や底地は、普通の不動産とは少し違った性質を持っています。

見た目は変わらなくても、時間の流れや人の事情によって価値が大きく動くことがあるのです。

 

たとえば、平成15年のこと。

底地権者のE様は相続をきっかけに「底地を整理したい」と考え、地上権者のY様に「買いませんか」と声をかけました。

ところが当時のY様は「今は必要ありません」と判断し、話はそこで終わりました。

 

それから20年以上が経った令和7年。

今度はY様のほうから「底地を買いたい」と申し出があり、結果として売買が成立しました。

 

この出来事が教えてくれるのは、借地・底地は “動かすことで価値が変わる” 資産だということです。

 

【底地権者(地主)が売却を考えてもよい理由】

・相続のタイミングで問題が表面化しやすい(共有になったり、評価がわかりにくかったり)

・借地人が「買いたい」と思う時期は突然やってくる

・不動産資産の現金化

 

【地上権者(借地人)が買い取りを考えてもよい理由】

・建替えや相続の自由度がぐっと広がる

・長い目で見ると、所有権にしたほうが資産として安定しやすい

・売却・活用など、将来の選択肢が増える

 

借地・底地は、「お互いの事情がちょうど重なったとき」に動きやすい資産です。

相続、建替え、家族の変化、資金の状況、税制の変化など、さまざまな要素が重なってタイミングが生まれます。

 

放っておいて自然に価値が上がるものではありませんが、状況に合わせて動かすことで、問題の解決や資産の整理につながることがあります。E様とY様のケースは、まさにその“タイミングの重なり”が形になった例と言えるでしょう。

 

【借地権・底地の判断に迷ったら】

借地や底地の扱いは、「売るべきか」「買うべきか」「今が良いのか」など、自分だけでは判断しにくい場面が多くあります。

そんなときは、湘南コンサルティング協会の不動産コンサルティングマスターにご相談下さい。

専門家があなたの事情や相続・税務の状況を踏まえて、最適な選択肢を一緒に考えます。

 

執筆者:田倉 健

株式会社マリンズ不動産

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